こんにちは。前世占い師の立花破月です。
今日は前世を思い出した後のお話をしたいと思います。
前世を余すことなく覚えているのは、私家族では私と長女です。フルーレティ(夫)は断片しか覚えていないそうで。
覚えている前世は?
みなさんは前世を思い出したいと思いますか?
私も前世を思い出していなかったら、
「思い出してみたい」
と思ったかもしれません。私が完全に覚えている前世は
+魂が生まれた時代
+剣士時代
+吸血鬼時代
の三つ。断片的に覚えていることもありますが、不完全なので入れず。
この三つはその時に出会った人と、今世でも再会しています。なので裏が取れてるやつですね。
一番幸せだったのは、剣士時代だと自分では感じています。精一杯生きて、精一杯散っていったから。
前世を思い出すときの気持ち
この世界は非常に生きにくいです。人間の魂を持っている人たちにとってはどうかわかりませんが、人外の魂を持つ者にとっては非常に生きにくい。
肉体は牢獄であり色々なことが制限されます。妖精たちの多くが空を飛べますが、空も飛べなくなります。身軽な者たちは肉体のせいで大地に縛られます。
魔法は使えず、研究もできません。理自体が違う。
そんな中で前世を思い出すとき、そこに幸せな風景があったら・・・。
私はご主人と仲間たちと青い薔薇に囲まれた庭園でお茶会をしたのを今でもよく思い出します。
幸せで和やかで穏やかな日々は永遠にそこに閉じ込められたまま。
あの頃に戻ることはできません。それはこの世界の思い出も同じですが、思い出を思い出すときものすごく切なくなるんですよね。
世界さえ違う場所に投げ出されて、芋虫のように大地をはいずっている。蝶にはなれない。
自分が何者なのか忘れないために、前世を思い出したと私は思っています。
でも自分が何者か知っているからこそ、今の自分が惨めに見えて仕方ない。
人として生きて人としての感受性があったなら、そんな思いもしなくて済んだのに。と思うことはあります。
運命だ。業だ。に縛り付けられていることを感じなくてよかったのに。自分が見える物、感じるもの、覚えていることがすべて空想ならそれはそれでよかったのにと。
でも私は知っているんですよね。どうしてこの世界で前世の記憶を持って生きているかを。
前世を思い出すのは呪いか祝福か
前世を思い出す。そこから得る物もたくさんあります。前世を知ることで、今世の自分の生きている意味を知ることができたり、自分のやるべきことを見つけることもできます。
だから「自分はどうして生きているの?」の答えは与えられることになります。
だけど思い出しすぎると、呪いにも感じられることもあるでしょう。
何事もほどほどがいいのかもしれませんね。