こんにちは。元前世占い師の立花破月です。
今日は「覚えている前世」ではなく、「覚えていない前世」のお話です
ワンシーンだけ覚えている前世
私にはワンシーンだけ覚えている前世があります。
一つは柿渋の塗られた床と藁でできた座布団を見下ろしているシーン。
感覚的に日本の戦国時代真っただ中で、自分は鎧を着ていないものの戦略会議中のように思えるんですよね。
一番偉い人ではないけれど、そこそこ上座に近い印象。
周囲に目をやれば鎧を着ている人がいるかもしれない。そしたらどこに属していたかわかるのに・・・座布団と床のシーンしか思い出せなくて。
もう一つは白い牢獄にいるシーン。小さな窓から見える空の青が美しい。それしか覚えていないんですけどね。
白い牢獄は大理石でできているようで、金属は使われていない石牢。
これはとある人から説明してもらってある程度は解明されているんだけれど、そのシーンしか覚えていないんです。
覚えていない前世に意味はあるの?
覚えていない前世に意味があるのでしょうか。
私は大きな意味があると思います。
覚えていない前世は業を昇華して、後悔を残さなかった前世だと思っています。
業を残さなかったから、覚えていないし出てこない。
私が見ても出てきません。
私が見る前世は、この世に一番影響を与えている前世です。それは言いかえると「やるべきことを残してきた」人生になるんですよね。
前世を思い出さなければ・・・と苦しむ方もいらっしゃいますが、それは大きな使命をこの世に持ってきたから。思い出してそれについて考えなければならない使命を帯びているから。
人ならざる者たちのこの世での運命を決める者は強情で自分勝手です。
こちらの意見を聞いてくれない。人間ならば運命を変えられるんですが、人間じゃないとそれも許されないことがあるんです。
人間として自分を偽り生きるのなら、思い出さない方が楽なのに。
前世を全く覚えていないのは幸せ?
前世を覚えていないと言うことは、後悔も業も残さず生きてきた証。
なので幸せなことではないでしょうか。
この世でも後悔を残さない様生きていきたいものですね^^